gatag-00008985「豊かな畑にはミミズがたくさんいる」
ってよく聞きますよね。
実は、これって大きな勘違いなんです。
どういうことなんでしょうか?
自然の恵み(R)の説明会や講習会で、この話をすると必ず「嘘だ」っていう人が現れるので、
よっぽどミミズ神話は農業や園芸に関わる人たちに浸透しているのだなぁと思ってしまうのです。

でも自然の摂理を考えると、
ミミズがたくさんいるということは、
いい畑の証明でないことはすぐにわかるんです。

順を追って説明します。
ミミズは確かに益虫です。土の腐敗した部分を食べて悪い部分を取り除いてくれます。
ミミズの糞は非常に有用な肥料として活用できますので、ミミズ糞堆肥なんていう製品もあります。
これは事実なのですが、でも、よく考えてみてください。
ミミズが益虫なのは、土の悪いところを取り除いて改善してくれるからですよね。
これを言い換えると「ミミズは腐ったものしか食べられない」生き物だということです。
さらに言い換えると「その田畑は腐っているところがたくさんある」ということです。

ミミズがいる場所を想像してみてください。
ジメジメして水はけが悪くて、日のあたらないような場所でよく見ませんか?
そういった場所では、農作物はあまり育ちません。
すなわち、「ミミズがたくさんいる畑」を自慢することは「自分の畑の土が腐っている」と
自慢することと同じことなのです。

また、土が腐っているだけならできる対策はいろいろあるのですが、
ミミズが多いことは更なる悲劇を招きます。
それは『モグラ害』です。
ミミズがたくさんいる田畑にはモグラが来襲し、根菜類などの野菜を根絶やしにしてしまいます。
葉物野菜なども根っこが傷付けられたらまともには育たなくなり、大損害を引き起こしてしまいます。
どうですか、ミミズが土中にいた方がいいですか?

驚きましたか?普通は驚くと思います。
ミミズがいなくなったら土が改善されないから田畑がやせてしまうのでは?とも思います。
でも、心配はいりません。
なぜなら、ミミズよりもっと早く効率的に土のマイナス要因を取り除いてくれる生き物がいるのです。
その生き物こそは、人の目に簡単に見ることはできないのですが、ミミズの100倍土壌改良してくれる
スーパースターなのです。
ミミズも全く不要とは言いませんが、もっと重要なの生き物がいるということを覚えておいてください。
そのスーパースターの正体は・・・また今度!